突然そんなことを思い出したが

幼少期よりずーっと
私は父親が嫌いだった

大嫌いというわけではないが、
なんとなくずーっと嫌いだった

なぜなら「気分屋」だったからだ

朝「おはよう」を言ってイチャモンつけられるもの面倒くさくて
一足先に起きた姉に
「ねえ。お父さん今日は機嫌よかった?」などとリサーチして
その日の「おはよう」のアレンジを考えたものだった

父嫌いのピークは中学・高校あたりで

毎日ひたすら
「はやくこの家を出たい」
と思って東京の学校に進学するために勉強にも力が入った(?)ものだった

しかし今になってわかる

家族経営の自営業をやっていると
親たちにはいわゆる「同僚」がいない

上司や部下がいないのはわずらわしくないだろうけど
「お客様」と「自分」と「身内」しかいないのだ

さらに売上げは水モノ

そりゃあ「気分の乱高下」あるよね・・・・。
どっかで発散したかったよね・・・。

そのころは意味不明だったが
親元をキッパリと離れてみると

親だって一人の人間として
弱くもあり、いとおしくもある
と思えてきた18歳!

で、すでにン十年 。。。今の自分

確かに
お客様相手だと嬉しいことやそうでないこと毎日山盛り!


「ちょっとやってらんないよ!帰りに一杯飲んでいこうよ!」の同僚もいなくて

いやいや100歩譲って同僚がいても
「子供のご飯つくらなきゃだし」なんて
30分のお茶タイムだってままならない・・・

なんだか消化不良にもなるわなぁ~

そりゃあ気分も乱高下でございますわねえ!

とすっかり自分を正当化してだいぶすっきりしましたわ

で、今日思ったのは
やっぱり
「やってみなけりゃわからない」
ってことと

「親元は離れてみなけりゃわからない」
である

だから
溺愛どころではない我が家の王子も

ずーっとストーカーのように付きまといたい気持ちと
一刻も早く私から離れて欲しいという気持ちと

MIXしすぎてなんだかわからない今日この頃なのである

で、気分が乗ったので
明日からの料理サロンのテーブルコーディネートだけ仕上げてみる

あら!素敵じゃないの
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好き勝手できる!ってことも
家族経営(というか個人経営だけど)のいいところ!

いよいよ12月
感謝の気持ちをもって今年たくさん通ってくださった皆さんに
ご恩返し!

原価・手間 度外視でございます