これはもはや何かの病気か???
と思われるほど

毎日眠くて、だるくて、かつ頭が痛い

なので毎日30分ほどの昼寝を1日数回しているという
大の大人としてお恥ずかしい生活を送っている

さすがにたまに王子に
「ねえ、病院に行けば」といわれるが

何かの拍子で動き出すと
そりゃあもうもの凄くバッチリ家事をこなせるのだから
つくづく「やる気スイッチ」を入れるのは「行動だ」ということを再確認

しかし頭が痛い
頭頂部の髪の毛を1,2本キューっひっぱられているような痛さで

これは何???
と思ったら
以前スズメバチに刺されたときの痛さと似ている

これは昼寝の隙に刺されたか!???
と王子に見てもらうが
その痕跡もない

そうなるといよいよ目に見えない誰かに髪の毛を引っ張られているようだ
(スカートの裾を踏まれている・・・といった政治家もいらっしゃったが)

確かにこんなにだらけて生産性も社会貢献もゼロな私は
いつ更迭されてもおかしくはない

しかしそんな私も王子が勉強に集中していると
人間としてこれではいけない!!という気が増してきて

そもそも王子の夏休みの宿題だった
「どうしたら私たちが住みやすい世界になるでしょう」という
壮大な?もしくは先生の投げやりな?宿題を自ら取り組んでしまっている

最初は王子と一緒にネタだしをして
調べて
まとめあげよう・・・と思っていたのだが

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本やネットで
世界経済やら
貧困問題やら
環境問題やら
調べるうちに

なにやら面白くなってきてしまった

GNPやらOECDやら・・・
今更聞けないことの多さに驚き

世界中の人々の
8人に1人は満足に食事がとれず
5人に1人は飲み水がない状況

なのに・・・自分ったら・・・と自分の「当たり前」を反省してみたり

世界平和より家庭平和かもしれないが

今更ちょっとばかり勉強して
「どうしたら安心して暮らせる世界にできるか」
のはじめの1歩は
「知ること」だと痛感

幸いにも2年前に行ったケニアで
少なからずも発展途上国の姿をこの目で見てきた私たち

停車した車はすぐに十数人の子供にとりかこまれ
やれ
「水をくれ」「そこのバナナをくれ」など・・・

そして一番愕然としたのは
果たしてお水やバナナをあげても
それをすぐに口にせず大切にしまうこと

後で飲もう(食べよう)というより
これを売ろう!もしくは
家の誰かにあげよう・・・なのではないだろうか?

そうした行動を見たとき
「お腹がすいているこの子達」のその向こうに
どれだけの「お腹がすいている人」がいるのだろうか!って
自分の想像力の薄さに・・・胸にグーッときた記憶がある

親として世界を担ってゆくであろう?わが子にしてあげられることといったら
やはり
「見せること」なのではないか・・・



自分のだらしない姿も
世界のどこかでおきている日常も

ということで
まるでこれは「母の自由研究」の様相を呈し

王子の模造紙とは別に
「母」として先生に提出したい気持ちがマンマンになっているのである

あまりにも長い夏休みに
通り過ぎる人に
「休み ながっ!!!」と突っ込まれることもしばしば・・・

それでも
働かない時間が
働くことのありがたさを教えてくれ

収入のない日々が
お金の大切さを教えてくれ

時間がありあまる毎日が
時間の怖さを教えてくれ

人生日々勉強
しかし、とりあえず家庭平和より世界平和

自由研究って楽しいじゃん!!!