きっと、今考えないほうがいい問題ってあると思う

だいたい悩み事も夜考えないほうがいいし、
困ったメールの返信も一晩寝かせたほうがいい・・・

長く生きているとそれなりにやりすごすＨｏｗ　ｔｏはたまってゆく・・

昨日は贅沢に（？）外食

鎌倉はキャパが大きく、かつファミリーでお気軽な店が少ないので
１７時過ぎに自転車かっとばしていったものの
回転寿司は１５組ほど待ちの状態だ・・・

他になにも考える気力もなく
結局４０分ほど待ってお寿司を食べる・・・
美味い・・・

夕方遊びに来てくれた友達カップルと
店でそれなりに飲んでから出かけてきたので、
もうそれほど食べられない・・・

しかし気になる組み合わせ・・・「カマンベールアナゴ」
なぜ？？？

しかし、食べてみての感想は
「何もわざわざ・・・」である




ほろ酔い気分で帰ってきたが、
毎日の勉強が残っている・・・王子の宿題の添削

結構間違えがあり、結局毎日１時間以上かかる・・・
ちょうど「は」と「が」の使い分けをやっている

助詞の使い方はきちんと身につけてほしいものだ！！！
頼むから「今日はカレー＜で＞いいや」って言うなよ！

しかし、この毎日の王子の宿題と添削・・・
さすがに主婦業だって＜一応＞やりながらなので、
連休の繁忙期の疲れにダメ押しだ・・・

ヤツもがんばっているとは思うが、本当にいつまでも色んな仕事が終わらない

なので、何度言っても直らないケアレスミスや字の汚さにブチ切れる

怒ってはいけない・・・とわかりながらも
絶対親は子供に冷静に勉強を教えられっこない！！とも思う

本当に本当に嫌気が差し・・・結局その後無言のまま風呂に入り就寝
心のそこから思う
「もう、何も切り盛りしたくない・・・何も考えたくないし選択したくない」

で、休日の今日は「完全現実逃避デー」である

堤真一の劇を観に行くが、その前後には用事がびっしりだ
なんだかんだいって１ヶ月に１日くらいしか自由に動ける日中がないと
用事は山積みだ・・・

現実逃避のつもりが、現実のあらゆる事を処理する日ともいえる

まずはゴミだしの時点で、
「休みだから朝寝坊！」なんてのん気なことはできない


王子を送り出した後、銀行に行き、その後横浜でスポートの受け取りだ

中華街まで歩き師匠に教えてもらった中華だしを買い、お昼を済ませる

その後、横浜のもどり手帳やちょっとしたお礼返しの品などを買い揃える

そして時間ぎりぎりになって三軒茶屋の劇場へ急ぐ
この間すべての乗り継ぎは猛ダッシュ状態なので、

冬だからもういいね！と思って今季デビューしたダウンの下は汗だくである
そして高かったブーツはすでに傷が多数・・・

さらに移動の電車内では、汗を拭きながら数々のメールに返信を打つ

同居人もことあるごとに「じゃあお願いね」と私に用事を丸投げ状態なので、
そこからアポを煮詰めて、お知らせして、返事を受け、さらにリマインドのメールをし・・・

電車の中でも親指が痛いほど何十もメールの受送信をすませる

ふぅ・・・・・・・開演２分前に駆け込んだ劇場到着

この時点ではじめて、めがねを忘れてきたことに気づく！

ちなみに幼少期より目が悪い私は
裸眼で０．３くらいだ

でも顔立ちがかわいくない上に、肥満児である私に
絶対にめがねなどかけさせたらそれこそ「目も当てられなくなる」と
考えていた母親のポリシーで

私はめがねもかけず育ってきた
だから、だいたいのものはものすごい精度で勘が見える！
特技かもしれない・・・

しかし真一はくっきりみたかったな・・・

まわりは女性ばかりで、真一が出てきた瞬間
みんな前傾姿勢でオペラグラスを出す

よっぽど隣の人に借りようか・・・と思ったが
やはり女性の敵は女性である・・・やめておいた

結局眉間にしわを寄せて凝視した２時間であった

カーテンコールで投げキッスをしてくれたので
これで３日くらいはモチベーションアップだ！！

あ・・・・・・・・・かっこよかった！！！！！！！！！！！！！

その後は王子と約束していたので
川崎まで足を伸ばし、山ちゃんで手羽先を大量に買う




ちょうど喉もからからなので
お持ち帰りができる間に
「ちょっと飲ませてください」とビールとつまみをたのみ
一人「うぅ・・・・・・」と飲み干す

周りから完全に浮いているが、
私はこの手のことはぜんぜん恥ずかしくも居心地が悪くもない

居酒屋だってぜ～んぜん一人で平気だ

しかし、一人旅しかり、一人居酒屋しかり・・・
外での食事で話し相手がいないのはちょっと寂しいので
「老後はコーポラティブハウスか、酒飲みだけを集めた老人ホームで過ごしたい・・・」と漠然と思う

っつーか、フロアのお兄さんちょっと話し相手になってくれればいいのに・・・
と思ったが、残念ながらフロアは「娘」といっても通用するくらいの若い女子ばかりであった

とどめは今更ドーナツ！

だってぜんぜん行列じゃあなかったんだもん・・・

そういえばその昔「シナ○ン」とかも３時間待ち・・・とだったもんね
あれはどこへいったんでしょう？？？

次は生キャラメルでしょうか？？？
って人の商品の心配している場合か！

帰りのグリーン車内は定時で終わるサラリーマンでいっぱいだ

つくづく思う
「定時で家にかえってくる人と結婚しないでよかった」

いちいち「買えるコール」をしたり
毎日家で夕ご飯食べたり（お昼は弁当だったらなお最悪だ）

おまけに「出張だから荷造りして」なんて小うるさい輩だったら
きっと発疹が出て３ヶ月入院しているだろう

そしてそんな私が持ち込んだ手羽先臭が車内に充満する

こっちだって飲んでいるからそんな他人の目はぜんぜんおかまいなしだ！
キオスクでかった缶ビールをプシュ！！！とあけて喉を鳴らして飲む
きっと・・・こんな中年女・・・いやだよね・・・

とは思うが、長年生きているとそんなことはぜんぜんどうでもいい懸念だ

現実逃避したつもりだったが、
結局現実の中で必要以上に図々しく生きている自分を発見した１日だった


鎌倉駅到着後、
買出しを済ませ、王子をお迎えに行き
夕ご飯を作り、洗濯をたたみ、お風呂を掃除して・・・
まだまだ明日の仕込みは続きます

いっつも休んでいるように思われますが
きっと主婦業と母親業と飲食業をやればわかります

まるまる休日なんてないってことを・・・

店は選ばれる立場にあるのだが、
店側はお客を選べない

なぜだぁ～？？？？？？？？？？？？？
書いてあることを全く無視してジャンジャン店に入ってくる？

一人で店を回す防衛策とお客様に不快な思いをさせないためなのに
自分が一番不快になってる

ランチタイムなのにお茶はダメだっていってるでしょぉ～～

傲慢かもしれないが、
売上げ確保と、他のお客様をお待たせしないためにも
繁忙日は日中は「お食事」と「テイクアウト」のお客様のみでお願いしたいのに・・・

そのうち某航空会社の機内非常口案内のように
ボディペインティングで訴えるしかないのか・・・！？

一人厨房でモヤモヤで胃が痛くなる。。。

１２月は数々宴会が控えているので
料理とともに、お酒も思案中

お酒といえば、ワインは原価率高すぎて宴会には向かない・・・
というのを最近発見した

しかし私は焼酎はそれほど好きではないし、
日本酒はつまみもなくチョビチョビ飲みたいのだ

数千円の結構美味しいワインをだしていても
結局しゃべりに夢中になったり、がぶ飲みしたりして
ワケわかんなくなっちゃうんだもんな

その割には同じ量のんでも絶対ワインは高くつく


なので、「ワインがメインの飲み会は合計４名まで」
これが到達した自分ルールだ

で、鎌倉の小雪かっ！？とウワサも聞かれる私は
「やっぱり時代はハイボール？」とばかりに
ハイボールメインでメニューを練る




・・・それにしてもお天気良いなあ
数日まったく手料理ばかりだったので
今日はたいして美味くなくても外食した～い！！
ので、５時閉店を目指してがんばっている


ちなみに早朝、パン生地仕込みで相変わらずの「絶対目分量」

バター３０グラムと水１２０ｃｃは目をつぶってでもどんぴしゃりだ！

今日はいいことがあるのか？

もうお風呂だって洗っちゃったし、
洗濯物だってたたんでしまってある！
開店前にこの活躍っぷり

昨日は冷蔵庫一掃メニュー
「キャベツたっぷりのお好み焼き」と「ささみのフライ」
あと「ポテトサラダ」を作った




撮り忘れたがポテトサラダを食べた王子は
「コレ美味しい！本物の味だっ！！！」だそうだ

偽者のポテトサラダがどんな味かは知らないが
どうやら今回のサラダは本物らしい・・・
生クリーム入れたからかなあ？

紅葉結構キレイです
人ではあるものの、不景気なのか？
お客様のお金の使い方が昨年までと全く違う

昼からお酒！なんてチャラけた人は全くいない

日本人よ！これでいいのか？

よーし！今日は連休がんばった自分にご褒美で飲んでやるぅ～！
みんなの分まで飲んでやる～！


マロングラッセが入った「栗のシフォン」焼きました

シフォンってほんと原価低い・・・
このシフォンのホールまるまる１個とプリン１個の原価が同じくらい・・・といったら
あなたは驚くでしょうか？

やはり「不況には粉もの」・・・
そして「客商売は水もの」・・・

常々思っていたことではるが、
「客力」（注：脚力ではない）


先日、とある用件でお客様からお代金をいただく際
さりげなくこんなポチ袋や封筒につり銭のないように入れて渡してくださった

見た目はとてもおしゃれなお若い女性達で、
いただいた瞬間
「やられたっ！！！」と感銘しきり・・・

それが当然の心配りであるかのように
かつ、皆さんが申し合わせた風でもなく、実に自然な流れで

つくづく「上品さ」ってこういうことなんだなあ・・・と目が覚めました


前々から、いつ何時人様にお金を渡す場面がくるやもしれないから・・・

と手帳のポケットにポチ袋は忍ばせておいた私であはるが、
残念ながら肝心なその時には全く思い出せないか、手帳を忘れている

しかも
「ねえねえ、、、一万円なんだけどおつりある？」などと
本当に地球の反対側までダッシュしてこい！！ってくらい失礼な私

本当に、こういう「人としての力」「お客様としての力」には
ハッとわが身を振り返ることがある

先日も熱海にゴルフにいった帰り、
めずらしく電車で行ったもんだから、当然の流れだが
電車の待ち時間および電車内は酒を飲む飲む・・・という展開

知人もまざってそりゃあもう、
「絶対同じ車両だったら席を移る」状態

そんな中、車内販売のお姉さんが登場
しこたま買った酒をすでに切らしていたので
同居人と知人は張り切ってお姉さんに声をかける

「ビールありますか？」
「○○プレミアムがございます」
「プレミアムってことはＹＡＺＡＷＡも飲むの？」
（この後しばらく、おじさん２名はお姉さんに絡む・・・）
「・・・・・・」

ここですかさず、私は同居人プラスαにレッドカード！

「いいかげんにしなさい！お客様にも客力があります。お姉さんに失礼でしょ！」

しかられたおじさん２名は「ほぅ・・・」とか言いながら
わかったんだか、わからなかったんだか・・・

全く小さなことかもしれないが、
その立場になってみないと実感できないことってあるもので

私が日々ちょっとグサリとくるのは
ランチに付くプリンのお好みをおうかがいしたとき

「何でもいいわ・・・じゃあバニラでいいわよ」
実にこの手の言い回しをするご婦人多数

バニラで・・・と言われるようなバニラプリンは作ってな～い！
コレ一個作るのにどれだけ手間をかけて丁寧に作っているか知ってるのか！！！！！

と心で叫ぶ

世界の中心に言ったって叫べるほどの心の叫びだ

バニラでお願いします・・・の「で」はＯＫだが
バニラでいいわ・・・の「で」は「が」が適当ではございませんか？？？

というこっちが売り手に立っているからこそ気づく小さな発見

自分も気をつけなければ、
そしてさりげなく接する人に感動を与える
ポチ袋の若い女性にならなければ・・・と思った秋の日でありました

連休初日はなぜか
「ベビーカーのお客様」や「大勢のグループのお客様」
申し訳ないがお断りしている旨を、計３箇所に貼り出しているものの
ぜんぜん認識されない・・・


さらに連休は多忙日なのでランチタイムとデザートタイムを設けた
デザートとお茶のご利用は１４：３０～の旨を計６箇所に書いた

そして事件は起こる
１２時を回ったころにご来店のお客様
「申し訳ございませんが、お茶のご利用は１４時３０～とさせていただいております」

「え、ここは食事しないとお茶飲ませないって言うのっ！？？」

「恐れ入りますが、今はランチタイムです。
ご案内を貼り出していますが、わかりづらくて申し訳ございません」

「なによ、カフェなのにお茶も飲ませないのね」

しかも、お連れの若い女性は一言もなしにベビーカーをテラスに載せていた

どんなに貼り出してもきちんと伝わらなかったのは
「店主力」が不足していたことなので反省いたします

しかし、「モノは言い様」があるのではないでしょうか？
偉そうにいわせていただくと（っていつも偉そうにしかモノを言わないが）
「子供連れで疲れてしまったので、ランチ時間だとは思いますけど
お茶だけもいいですか？」

そうしたら混雑していないかぎり
「ではどうぞ」と私も言えたに違いない

私は物心ついたときから、商売屋でたくさんの「お客様」をみてきた
本当に人をあごで使うような人や
商人を召使のように思っている人が実際いることも知っている

実際私も知り合いに「水商売にくせに」と言われたことがある
口がすべったか、うっかり言ってしまったと推察されるが

思っていることは口からでるものである
そして、結構執念深い私は（へび年なので）
その後も笑ってすませたが、この人の本心を見た！という気持ちは忘れていない

そして不思議に思う
子供に人気ある職業で「お菓子屋さん」などというのは結構上位に入っている

将来子供が「お菓子屋さんになりたい」などといったら
「そんな水商売はやめなさい」って言うのだろうか？？？

全く理解できない

世の中に必要だと思われていて、
必要としてくれる人に貢献できるのであれば、
商売に偉いも偉くないも・立派も立派ではないもありえないと思っている

本当に

まずは自分が気をつけよう・・・それしか日本の客力向上への道はない・・・

そして昨日はうちの客人（家族です・・・）のために
しっかりご飯を作る





というか、冷蔵庫がいっぱいだったので外食をあきらめた展開だが
買出ししなくても料理ってできるんだな・・・っていつも思う
で、実際感謝される

家の中で、家族を喜ばせるために料理を作りもてなし、会話を楽しむ・・・

これもある意味「家の中の水商売」的役割だと思われますが・・・
どうなんでしょうね？

装いを変えてみるということは、マンネリ脱出の手っ取り早い策！

来年の「惣菜ランチ」用に用意した食器セットで今日の料理サロンの盛り付けをしてみる

さらに、柿レシピ第二段！
チーズと柿のマヨネーズ和え

そして今更ながら「パーティーノート」に
いつ・何の集まりに・どんな料理を出したか・・・
をまとめてみる

ってもっと早くやっとけよ！と思うが、
思う事と出来る事とはおそしくかけ離れている

かたや、願い事はかなう・・という考えもあるので
「ちゃんと記録を残しておける人間になれるますように」
と願ったほうが早いのか・・・

そして目下の関心事は
婚カツパーティーのお誘いである

一日中頭の中はそれでいっぱいである
しかしそんなときに限って（？）お客様はたくさんくるので

今日は何組もお断りしてしまった・・・

明日からの連休で、今日はそれほど忙しくないと思ったので
仕込みも気分もＭＡＸではなかった・・・
ごめんなさい

明日からの連休はがんばります！

で、その中でもお誘いしていた方から返事をいただく

私の殺し文句は「海老蔵も年貢をおさめるんだから、あなたもどう？」である

数年前、車を買った営業マンやら
人力車のお兄さんやら・・・

とにかく人を見ると即座に
「この人はどうだろう？」目線で見てしまう

そして何を隠そう、そんな現象が「楽しい！！」

まずい・・・これは仲人おばさんか・・・

そういえば、もう時効だが
私も若いころ、田舎に帰省したときに地元の「仲人おばさん」宅を父親と訪れたことがある

なにせ田舎で、まわりは結婚も早く
親としては遠く東京で「仕事が楽しい！」なんて働いている娘を
ひたすら案じていたのだと思われる

って言っても確か２２歳くらいだった・・・・

おばさん宅にお伺いしてびっくり！！
ものすごい分厚いノートと、何百枚もあろうかと思われる写真・・・

あたりまえだが私を見ておばさんは「う～ん」とその中から一人を
ピックアップした

超アナログなのだが、考えようには「神様のお告げ」のようとも言える

地元の大きな飲食店チェーンの２代目社長だった

「あなたは商売やらなくていいのよ、家にいてくれたら」
おばさんの言うことをボーっと聞きながら
なぜか違和感を感じていた

その「家にいれば・・・」ができないんですけど・・・私

しかし自分がまかりなりにも「おばさん側」に立ってみると
この人とこの人はいいかも！なんて考えるのは楽しい

そしてそんなきっかけで、ものすごく久々な人と話していて気づく
世の中には
「誘う人」と「誘わない人」の２種類がいる

誘う人は理由は何にせよ「断られる」というリスクをおかして
声をかけている

確かに「お誘いを断る」というのも、なかなかのパワーがいるとは思うが
絶対に自分からは誘わない人もいる

「断られる」ということが快感な人はほんのわずかだろう・・・

でも私はやっぱり「誘う人」であり続けよう！と
なぜかこんなところで決意を新たにしてしまう

そして「誘う」という行為のウラには、その人がどんなリスクや懸念を抱えているか・・・ということをちゃんと敬意を持って受け止めよう
と思ったのであった

そしてもうひとつ発見した分類
世の中には「参加する人」と「参加しない人」がいる

参加するには、これも懸念がある
「自分の居場所はあるのだろうか。。。？」

これは＜個人の存在＞という
存在の根幹を揺るがすショッキングな懸念だ

ちなみに私は「参加しない人」である

だって人見知りだし、好き嫌い激しいし、自分が正しく理解されないと攻撃的になるし・・・

そんなことからも
「自分は自分のままでＯＫ！」で自己評価を高めておくことって大切なんだな
と発見する

まとめると、婚カツパーティーをとおして
実に多くのことを勝手に再確認したのでありました


まだまだお誘いは続く・・・
（って、店はどうなってんだよぉ～！？）

３連休は営業の予定でございます
現在半分よっぱらいながら仕込みをしております・・・

でも、もはや５０人来店を一人で対応・・・なんて無理になってきている

６０回目の料理サロン
人間で言ったら還暦だ

だから何？と思うかもしれないが、
偶然にも（？）今回の料理は「大根１本使いきりメニュー」なので
どれもこれも程よく見た目に「枯れ感」が漂っている

ある意味、還暦料理サロンにふさわしいか？

大根菜飯・大根と椎茸のピリ辛煮・豚バラ蒸し・大根柚子漬け・大根と柿のサラダ

である

品数は十分なのだが、どうも見た目のインパクトにかけるので
急遽鶏の唐揚げを追加し、大根おろしとポン酢でお召し上がりいただく




うまいなぁ～
で、余分に揚げて王子の夕ご飯に！
この辺が常にご飯のことばかり考えねばならない主婦魂！

そして程よく「やりきった感」に包まれている午後
予報より大量に雨が降って寒いじゃん！！

開店休業か？と思われたが
「全部頂戴」おじさまがご来店

全部お買い上げになってくれた
ありがたや・ありがたや・・・

「もう閉めちゃえば？」
とナイスなご提案をいただく

「そうですよね！もうそろそろ１杯飲んどかなきゃ！」
「へぇ～そんなにお酒飲むんだぁ～？」
「はい。浴びるほど・・・そうでもないか、半身浴ほど・・・」
「じゃあ今度のお土産は一升瓶だね」

さりげなく手土産を催促したようだが、そのとおりだ

そして午後からはプランナーの顔に変わる私
（実際の顔は変わっていないが・・・）

１２月に予定している「結婚２０周年記念婚カツパーティー」の企画だ

なんとなく結婚２０年か・・・と思い、何もらおうかな・・・
とあたりまえの思いをめぐらしていたが、

そういう私もいい歳である

ほしいものは自分で買えるし、何しろ自分で買ったほうがよっぽど気楽である

じゃあ、これをネタに「婚カツパーティー」にしてみようか

そのような新聞記事を読んだ記憶がよみがえる
銀婚式だったかなあ・・・ご夫婦が今までお付き合いのあった方をお招きしてパーティーを主催したとか・・・

妙に感動した

大雑把に言えばこれからの人生は「余生」だ

余生は人のために・・・でもいいかな

で、「婚カツパーティー」の企画だ
初回が好評なら、ノウハウを蓄積して
来年からは「料理サロン」と「婚カツカフェ」の2本柱でこの不況に立ち向かいたい！！

って・・・冗談だけど・・・


さてさて日も落ちてきたので
大好きな赤ワインと昨日焼いた「黒糖パン」
甘くないのでワインとの相性よし！

それにしても寒い
週末は連休なのでお天気よくなってくれると良いが・・・

就職も氷河期らしいが、
店だって大氷河期だ

恐ろしくて去年の売上げなど見る勇気がない・・・

婚カツカフェ・・・ほんとにどうなんでしょうかねえ？