貴方はずーっと先まで予定が入っていることに不安を感じますか？？？

私は結構「Ｙｅｓ」である
なぜなら恐ろしく保守的な農耕民族だからだ

新しいことをするとか
知らない人と話をするとか
本当に本当に大嫌いなのだ

しかし、調子に乗って
年内まで目一杯入っている料理サロンしかり
９月から通うスクールしかり
ちなみに来年の夏休みの予定まで入っている

それはそれで、腰の思い自分を動かす良い動機付けなのだろうが
はたしてその時に自分の気持ちも体も健康な状態で乗り越えられるだろうか

自分一人が損する分にはかまわないが、
誰かを巻き込んだり、お客様の予約だったりすると
実のところ結構「ヒヤヒヤしている」状態なのである

しかも、使っている手帳が見開き１ヶ月なので、
月末になって来月の予定を見て騒然とすることがある

月末時点の来月ということは、つまり「来週」に迫っているのだ

で、今日はあせって９月から使う食材などをネットでオーダーする

８月は稼ぎが少ないのに、
夏休みなのでレジャーの出費も多く
しかも、秋冬の先行投資もケチケチしているわけにもいかず・・・

長い目で見ればそんなシーズンがあってもしかたないのだが、
超短期的ビジョンしか持たない私を苦しめる月なのだ


「人生常に思い荷物を背負って遠い道を選ぶ」苦労人の私は
ウェイトバンドを購入してみた

なにもわざわざ買わなくても
背負っている人生は相当重い（？）と思われるし
しかも、わざわざ買わなくても
すでに体に備蓄している「重り」がある！
と言えなくもない・・・

前はダンベルなどを使っていたが
ちょっとエクササイズ業界から遠のいていたら
最近はこんな便利なものが登場しているではないか！！！

その昔、人生最高にエクササイズ熱が過熱していたころは
「シンディークロフォード」のエクササイズビデオを見て
毎日トレーニングをしていた

その甲斐あって？
恵比寿ガーデンプレイスで、後ろから来たお兄さんに
「インストラクターの方ですか？」とナンパ？されたことだってある

毎日続けると、やらないことが気持ち悪くなってきて
海外旅行に行く時にもビデオをダンベルを持参した

それだけ張り切ったのに、案の定？旅行中は一切ダンベルを手にすることもなくゴルフと飲酒三昧で毎日が過ぎていった

ホテルのポーターさんに
「なんでこのスーツケースはこんなに重いのか！」と
行く先々で聞かれた

私のトレーニングというより、他人のトレーニングになったようである

それ以来、荷造りをするたびに
「ダンベルは持っていくな」と同居人に軽く嫌味を言われる事態を引き起こしてしまっている

今日もヒマだ
朝は海へ行ってきた




結構朝から海の家Ｏｐｅｎしている
ここのカレーとナンは美味かった！

なになにぃ～？スパークリングワイン・・・？！！
朝からか・・・いけるかなあ・・・

この際・・・とサーフィンしてるママ友を探す
ところがすでに遊泳タイムになっているのでサーファーは撤収した後だ

しかたなく王子が砂の城？を建造中、隣でずーっとボーっとしている
涼しくて気持ちいい！

それにしても相変わらずその才能をいかんなく発揮する「建築王子」

ねえ・・・美大とか狙ってみる？
王子の無限の才能を、小さな現実に落とし込むのが私のクセである

しかし冷静な王子は
「ボクは自由に作るのが好き」

はい。すみませんでした。

しかし、末は都庁なんかデザインしちゃったりして
そしたら都庁の前に
「母を背負う王子の銅像」なんかが作られたりするかも・・・

静かな海を前に
農耕民の私の妄想は結構大荒れだったのである

いよいよ後１週間で夏休みも終わり

９月からちょっとマイナーチェンジしようか・・・と思い始めるが

「やりたい事」と「一人で出来る事」と「売れる事」は微妙に違い
さらに、原価率や手間を考えるとなかなか形にするまで大変だ

７２時間寝ずに煮込むデミグラスソースや
１個２００円もするブランド卵で作るプリンや
丹波の和栗をふんだんに使ったモンブランなど・・・

やる気はある私だが、原価率と手間を考え
泣く泣く才能をお披露目することができない

といっても、看板と盛り付けの見せ方を変えるチャンジで
気分一新すればなあ・・・というところでございます

まずは手始めに髪の毛を切りに行こう！と決意するが
そう思い立つ日は必ず美容院がお休みの日で予約の電話ができない

で、そのうち忘れていて、次に思い出すのも美容院がお休みの日になってしまうのだ

今日のニュースで
高脂肪の食事をとっていると記憶力に障害が出る・・・とかいうのがあったけど
私もコレに該当しているのだろうか・・・

しかたないからいつもはカフェオレで飲むお家コーヒーも
今日はブラックで飲んで胃を痛めてみよう


そんな今日の市場の収穫は
「新ショウガ」

あまりにみずみずしいのでさっそく購入
今日の市場はお客さんもあまりいなかったので、
「この葉っぱは何かにつかえるのか」
お店屋さんに聞いてみる

すると、消臭剤として冷蔵庫に入れておく人もいるのだとか・・・

な～るほど！！

捨てるのももったいないくらいフレッシュだったので
さっそく小さな花瓶に生けてみる

もちろん身のほうはお醤油に付けて
生でポリポリ！
美味い！

新鮮なことって凄く癒されるんだな・・・
やっぱり若い子に囲まれていると自分まで若返るのと同じだね！

と、思い立って前から気になっていた
「嵐がディズニーシーに来る」っていうイベントに応募してみる

ディズニーシーに嵐がいる・・・なんだかものすごいコラボだ

たとえて言うなら
海の家に堤真一がいる・・・もちろん一緒に飲むために私を待っている
という感じか・・・！？

妄想したらものすごい楽しくなってきた！
きっと血液が瞬時にサラサラになっているに違いない

素晴らしい・・・

毎日、真一が海で待っていてくれたら
私はどんな激務も心からの笑顔でこなせるだろう！

「ごめ～ん！お待たせ」
と駆けつける私に
「なんだよ疲れた顔して・・・まずは飲めよ！」と冷えたビールを差し出す

あ･･････････・・・・・・・・・・・・・・・
たとえその後、真一が伝票を置いて立ち去ってしまっても
私は心底幸せな人間だとうっとりしつづけるであろう

しかし現実は
海の家に真ちゃん
どころか
ウチの家におっちゃん
である

せめて私の居住区に加齢臭がもれてこないように
ショウガの花瓶を配置してみるのであった

休みを利用して群馬に出かける

今回は「化石堀りと墓参り」である
間違っても「墓穴堀りとお礼参り」などにならぬよう
細心の注意をして出発だ！

しかし、鎌倉→群馬って遠いねえ・・・

高速おりて、車1台がやっと通るような山道を１時間以上走り
ついた所は群馬と埼玉の県境

たしかに恐竜だって
「高速インターからわずか３分！みたいなところにはいないよね」と
一人納得するが、全く辻褄のあわない考えであることすら気付かない

「暑いから１時間できりあげようか・・・」最初はやる気ゼロだった私

これが「マツタケ」や「あさり」などの食べ物だったら
俄然やる気に満ち溢れるのだが
残念ながら化石は食べられない

しかし！世紀の発見をするかもしれない！
そのときはなんて名づけよう・・・はやくも妄想全開である

しかし、学芸員のお兄さんの話をきいて
はやくもこれがまったくの妄想だという事実に直面

出てくるのは貝類か植物の化石らしい

ちょっと気持ちがダウンするが、そうはいっても１億２０００万年前の化石だ
今は山奥のこの地も、そのころは海辺だったらしい

はるかなる太古のロマンに思いをはせながら
ハンマーを振り下ろす

ところが・・・やってみるとなんだか楽しいじゃあないの！

まずはただの石と地層を見分けられるようになってくる
地層の模様を良く見て慎重に割ってみると
シジミや巻貝などの化石が出てくる

・・・結局家族全員やる気に火がつき、時間を延長して採取した





たぶん明日は腰や腕がいたいだろう
・・・そして近場の温泉宿へと急ぐ

ここはｐｈ値が高い泉質なので、美容液に浸かっているように肌がしっとりする

博多人形を買った外国人がいたら
間違いなく私の名前を付けたいと申し出るに違いない
（このCM覚えてますか・・・？）

そして、地酒を飲みまくり女子マラソンを応援しながら爆睡する

翌日、「魚釣りがしたい！」と王子が言い出す
確かに目の前の川で釣れそうだよね・・・

最近かった「マイ釣竿」持参の王子である
（海釣り用なのだが・・・）

そんなことはお構いナシに近所の釣堀へいって様子を聞く
どうやらこのあたりはゴルフ場の開発がすすみ
農薬のせいで近年天然の川魚など見かけない・・・とのこと

だれだよ！ゴルフなんかするやつ！（ってウチだけど・・・）

「でも上流へ行ってみたら・・・」のおじさんのひとことで
上流へ向かう
もう１件の釣堀で様子を見る

ここは結構流行っていて、池でつりを楽しむ人がたくさんいる
その向こうでは川が段々畑のような形状に手入れされていて
ここに放流して釣ることもできるらしい

王子は「自然の魚が釣りたい！」といっていたが
自然な魚をつるにはどうやらここに移住して
毎日釣り竿をたらさないと不可能に違いない

結局
「川で釣りたい」
という要望を拡大解釈して、
「川に魚を放流してもらいそれを釣る」というコースを選択

釣竿を用意して待っているとおじさんがトラックで川べりまで降りてきて
バケツにはいった魚をバサっと川に逃がした

・・・・・・まあ。こういうことだよね




でもそれはそれで結構釣れるし楽しい

１時間ほど釣りをして、釣った魚は塩焼きとから揚げにしてもらい美味しくいただいた

すっかり遊びほうけている間にもうお昼過ぎだ
お墓参りして帰路につかないと・・・

いつものことだが、
「せっかくお墓参りに行くんだからついでにどっか寄って遊んでこようよ」
というモードで当初は予定を組む

しかし、どうしたことか遊びがメインになりすぎて
「じゃあ気持ちだけってことでお墓参りはパス？」な誘惑？にかられる

しかし、親だってかわいい孫がお墓参りにくるのも嬉しいかもしれないが
家族仲良く遊びに夢中になり来れなくなった・・・というのも結構嬉しいもんじゃないのぉ～？？？

どこまでも「親は私のすることは受け入れてくれる」という自信に満ち溢れて
いる私は微塵の後ろめたさもない

が、今回もちゃ～んとお墓参りしましたよ！

完璧に行程をこなして、
車をかっとばして鎌倉に帰宅

唯一の揉め事といえば、途中で勃発した
「ここでガソリンを入れるか？」という問題だけだった

ちなみに同居人はなぜかギリギリまでガソリンをいれたがらない
「これだけ残っていれば鎌倉まで大丈夫！」と言い切る

しかも
「ここで入れるより鎌倉の方が安いんじゃない？」
と満タンにしたってせいぜいスタバのコーヒー１杯の金額の差くらいなのに
とたんにチマチマしたことをいいだす

私は何が起こるかわからないので
どうせなら高速乗る前に入れておきたい

今回は「大丈夫」という発言を考えもせず受け入れてしまい
結局渋滞を避けるために遠回りしてガソリンが足りなくなった
（しかしこの事態においても同居人は大丈夫！を繰り返していた）

たしかに結果大丈夫かもしれないが
こんなことでハラハラするのは全く意味がないと思う

結局高速を途中で降りて、ガソリンをいれて
また高速に乗りなおすという素敵な２度手間（＆追加高速代７００円）

そして我が家にまたひとつ新たなルールをもうけた
「ガソリンは高速に乗る前にいれること！」

まったくガソリンが足りるとか足りないとか・・・
何の勝負をしてるんだろうね・・・

結局使うなら入れときゃあいいだんよ

「皆もすなる　胃カメラというものを　我もしてみんとて　するなり」

けっこうな人数から
「鼻から胃カメラどんなんだったか教えて！」とラブコール？を受けている

もはや
「お前の体はお前一人だけのものじゃあないんだから」状態である

しかしそんなウキウキするものでもない

朝起きると貧血が相当ひどい
胃カメラと貧血は関係ないか・・・と朝一で病院へ

個室の「準備室」なるところに案内され、
そこはリクライニングのソファなどがおいてある一見「エステサロン」

結構、言って見ればフェイシャルとか、ネイルなどやってくれそうな気がしないでもない


しかし、鼻カメラは別に着替えが必要なわけでもなく
スリッパだけ履き替え、ロッカーに荷物をしまう

・・・とここで重要なことに気付く！！
「しまった！鼻毛大丈夫？？？」

すかさず鏡でチェックするが、目がしょぼしょぼしていて全然みえない
この際鼻毛はボーボーで管を通してもらうしかない

さてさてソファに座ってリラックス・・・と思ったら
「検査室にどうぞ」とすぐさま看護師さんが迎えにくる

あんなに
「リクライニングの方法は・・・」なんて説明してくれたのに、
べつに準備室っていらないんじゃあないか？？

検査室のベッドに横たわり最初に血圧を測る
「いつもこんな数値ですか？？？」看護師さんの表情が曇る

どんな数値か知らないが、きっと低いのだろう
「低血圧の薬はのんでらっしゃらないのですか？」
今日は検査ナシで低血圧の薬だけ処方されて帰ることになるのか？？？

しかし、何事も無くこの話題はスルーされ、いよいよ準備にとりかかる

鼻の穴の消毒ということで、左右の鼻の穴から４～５回液体を入れられる
ちょうどプールの水が鼻に入るような違和感だ

これだけで脱落しそうになる・・・。

私の鼻の穴をしげしげと眺めていた看護師さんは
「では右の鼻からいきましょう！」
ものすごくはっきり決断しちゃった・・・
私が決めるものと思っていたのに？

やっぱりプロの目からみると私の鼻の穴は「右」なのだろうか？

すでに涙目の私は何を決断されても看護師の彼女のなすがままである

次に右の鼻の穴に麻酔ゼリーを注入される
というか、ゼリー状のものを鼻で吸い込みゴックンするという作業だ

残念ながら外務大臣の経験も無いので、ゴックンはなかなか辛い

この時点でプールの水を大量に鼻から飲み込み
さらに熱湯と唐辛子を飲み干した後の様な状態だ（わかりますか？？？）

その後、鼻の穴を広げるようにチューブを挿入したままの状態で
先生を待つ

ものすごく間抜けな状態だ
幸いにも先生がイケメンでなかったことにちょっと胸をなでおろす

そして先生が登場
すぐさまカメラを鼻から挿入

たとえていうと
鼻からチューブを通されるようだ（ってそのままだが）

口から胃カメラをやっていないが、
これだって十分辛い

本当に歯医者さんに行っても思うのだが
私の体に何らかの違和感や痛みを伴う処置をするときは
どうぞ「全身麻酔」でお願いしたい

目を閉じて耐えたかったが
無常にも当たり前のように
モニターが目の前に用意される

先生は必死に苦痛を我慢する私にお構いナシに
これが食道だとか胃だとか十二指腸だとか・・・説明をしている

もちろん私は相槌など打てない

チューブの辛さよりも、モニター画面の気持ち悪さの方が大きかった

そしてポリープ発見
見やすいように青い液を胃の中に撒き散らし
メスで病理検査の為に一部を取り除く

ものすごく簡単に取れる！！
この瞬間だけ私もハイになり、楽しい気持ちで満ち溢れる

こんなに簡単にとれるならついでに脂肪吸引などお願いできないものだろうか・・・

結構真剣に考えていたが
一応内部を見まくって終了

ふぉー緊張した
・・・しか～し！！
最後は看護師さんのとどめの一言が待っていた

「今日は辛いもの・脂っこいもの・アルコールは控えて下さい」

え～～～！！！！！
アルコール控えるって～
先に行ってよぉ・・・

しかしダメだといわれるとどうして欲してしまう
「今日は激辛淡々麺とビール気分なのである

失意のうちに帰宅
貧血と低血圧とショックで起きていることができずしばし休憩

頭痛とめまいと、鼻カメラの後遺症で喉と鼻が結構痛い
（結局３時間ほど痛かった）

この弱りっぷりをたとえると
「富士山８合目で酸欠になり、間違って鼻から大量の水を飲んだ」って感じだ

痛みはひいたが、だるさとめまいは解決しない
家にある「鉄分高そうなモノ」を食べまくるが一向に回復しない
（ってそんなにすぐは無理か？）

さすがに冷蔵庫にレバーとほうれん草とあさりがあるわ！
なんて「鉄子の冷蔵庫」ではないところが悲しい


結局なにが鉄分が豊富なのかわからず
ずーっと食べている
（←今日のおやつは「さくらんぼのムース」）

肥満と貧血と私

相対する思いを抱いた３つの現象が
ひとつの利益で合致することがあるのだろうか？？？

ちなみに私の歳もゾロメであるが、料理サロンも今日で４４回目を迎えた
（注：２２歳ではない）
（注：念のため、５５歳でもない）

これは１００回目！となったらやはり入り口でクス玉を割るか
日本酒の樽などを用意して、石原軍団でも呼んでおいたほうがよいのだろうか？

そういえば、店の来客数も1万人を過ぎたかなあ・・・というところだ

なんでちゃんと数えておかなかったのか・・・
と後悔もするが、

この私が毎日マメに人数など数えておけるわけがない

昨日、夕方より海飲みに出かける
体調が悪かったくせに、飲み始めると治るというのはいったいどういうことか？

ちなみに明日は「鼻からする胃カメラ」の日である
（略して＜鼻カメラ＞）


カメラを入れる鼻の穴は右にするのか、左にするのか・・・
決断のときを迎えるのである

今日は検査前日なので９時以降は飲み食いができない
ちなみに、この手のことを言われると
無性に飲み食いしたくなるのはなぜなのだろう？？？

まったく生命の神秘である